カスピ海ヨーグルトの起源

日本に「カスピ海ヨーグルト」が紹介されたのは1986年のことである。

島根医科大学の教授であった家森幸男がWHOとの共同研究で世界の長寿地域を照査していた際、グルジアから種菌を日本に持ち帰った。

そこから、「グルジアヨーグルト」「カスピ海ヨーグルト」と呼ばれるようになる。

ただし、これはグルジアの伝統食品ではなく、ロシアから持ち込まれたものであった(グルジアには、マツオーニという伝統的な発酵乳が別にある)。

その後、家森教授と食品会社フジッコとの共同商品化により今ではデパートやインターネット中心で製造キットや完成品が販売されるようになる。

日本では流通できないヨーグルトだが、栽培のしやすさから口コミで徐々に評判が広がり、種菌を個人レベルで分け合うという形で広まっていった。